多汗症の治療法

多汗症の治療法には、精神分析療法・ロゴセラピー・系統的脱感作法・薬物療法・・・などなど、さまざまな種類があります。それぞれの多汗症の治療法ごとに特徴がありますので、確認してみてください。

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多汗症の治療法:系統的脱感作法

多汗症の治療法「系統的脱感作法」について

多汗症の治療法「系統的脱感作法」とは、特に手のひらの多汗症に効果がある治療法です。

手のひらの多汗症の場合、「汗をかきたくない!」と思って緊張してしまい、そのせいでますます多汗症の汗が止まらなくなる、という悪循環に陥りがちです。

そこで、緊張とは正反対のリラックスした状態になり、多汗症の汗をおさえよう、というのが系統的脱感作法です。

自分でリラックスした状態になるには、自律訓練法という、多汗症にも関係している自律神経の動きをコントロールできるようにする方法を使います。

具体的な説明は省略しますが、簡単に説明すると、自分の身体感覚に暗示をかけていくんです(詳しい説明は、多汗症の専門家に相談してください)。

多汗症の専門家から大体の練習法を習ったら、後は自宅で朝晩2回くらい続けていってください。

それぞれの感覚を訓練するのに、大体3〜6ヶ月くらいかかりますが、やる気さえあれば誰でも身につけられるそうです。

しかも、この自律訓練法は、多汗症の治療だけでなく、日常生活のストレス解消や心身のバランス回復など幅広い効果があります。

そして自律訓練法でリラックスできるようになったら、多汗症の治療法「系統的脱感作法」へすすみます。

多汗症の治療法「系統的脱感作法」では、不安階層表というものを使います。

不安階層表とは、患者さんがこれまでに経験した緊張した場面を、面接や心理テストなどによって記憶の中から掘り出し、その刺激の強さが小さいものから順番に並べた表のことです。

多汗症で悩む人には、自分が本当はなにを恐れているのかがわからない、という人が多いですが、この不安階層表を作ることで「不安」や「恐怖」の正体がわかってきます。

この作業を通じて自分がみえてくることで、多汗症に悩む患者さんが不安から開放されていくこともあるそうです。

また、具体的な説明は省略しますが、簡単に説明すると、

(詳しい説明は、多汗症の専門家に相談してください)。

まず、汗をかかない場面から手のひらに大汗をかいた場面まで、刺激の違う10段階で選び出します(これが不安階層表です)。

次に、不安階層表を使って、緊張度の低い場面から順番にイメージしていきます。

緊張して手に多汗症の汗をかく段階になったら、上で説明した自律訓練法を使い、自分でリラックスした状態をつくり、緊張をゆるめます。

そしてその段階で多汗症の汗が出ないようになったら、上の緊張段階にすすみ、同じことを繰り返していきます。

最終的には、一番上の緊張段階をイメージしても、リラックスして緊張をほぐし、多汗症の汗がでないようにコントロールできるようになることが目標です。

こうした方法のひとつひとつを「脱感作」といい、ステップを踏んで順番にすすむので「系統的脱感作」と呼ぶそうです。

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